一夜の「同窓会」を満員の仲間たちと開いたHeaRt。「桜舞う頃にまた逢いましょうと」        いう言葉は,「二次会」への約束となった指切りの誓い。

一夜の「同窓会」を満員の仲間たちと開いたHeaRt。「桜舞う頃にまた逢いましょうと」        いう言葉は,「二次会」への約束となった指切りの誓い。


IMG_1561 ν[NEU]の前身バンドとなったHeaRtが、ν[NEU]ヒィロの音頭により12月7日(日)柏ThumbUpを舞台に「同窓会」と題し1日だけの復活ワンマンライブを行った。チケットは、発売後すぐにSOLD OUT!!を記録。場内は立錐の余地もない人たちで埋めつくされていた。その日のライブの模様を簡潔にまとめたので、ここに報告したい。
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 身動きするのも大変なほどの人で埋めつくされた場内。暗くなった空間に鳴り響き出した、時を刻む針の音。時計の秒針の音は、一気に時を戻すようにカチカチカチと駆けてゆく。メンバー一人一人が姿を現すたびに上がる歓声。ライブは、ktのギターの旋律へ導かれるよう『モンスター』から幕を開けた。空間美を活かしたギターサウンドがゆったりと鳴り響く中、准が凛々しい表情で観客たちを攻めるように歌い出した。5人の中に眠っていたモンスターが…いや、HeaRtというモンスターそのものが眠りから醒めた風景が、そこには広がっていた。
                    
 HeaRtには第一期と第二期が存在。一期二期を通してヴォーカルを担った准の失踪やバンド名に関する訴訟問題などで、バンドは崩壊寸前となる。その後、名前を変えて復活したのが、HeaRt第三期に当たるν[NEU]としての活動。そのν[NEU]も、昨年12月29日に行った渋谷公会堂でのワンマンを最後に解散している。
この日のメンバーはHeaRt第一期を担った人たち。選曲した楽曲の数々も、第一期HeaRtナンバーが中心になっていた。ヴィジュアル系という枠の中へいながらもソリッドでタイトなギターロック然としたアプローチを通し、クールでスリリングなステージングを展開していたあの頃の姿が、十数年ぶりに目の前に甦っていた。
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由希のタイトなドラムビートに合わせ、准が叫びを上げた。切れ味鋭いクールな『サレコト』。でも、ソリッドな演奏とは裏腹に、胸に響く音は、熱した鉄のように振れただけで火傷しそうな勢いを持っていた。ヒステリカルでフリーキーなギターロックが炸裂、准の煽りを受けて飛び出した『調布』。准の振りに合わせ、一緒に振りをしてゆく観客たち。切れ味鋭い演奏ながらそこはかとなく大人の色気を醸し出しているのは、10年という歳月が彼らを大人の男として磨きあげた成果?!。ザクザクとした准とktのギターの音が絡みだした。妖艶な雰囲気を漂わせながらも、思いきりヒリヒリとした歌と演奏をHeaRtは突き付けてきた。『ムシクイキップ』の作り上げた痛心地好くもタイトなグルーヴに、誰もが嬉しそうに身を委ねていた。
ゆったりとまろやかに。でも、そこには鋭利な棘も…。今にも感情壊れそうな悲声を上げて歌う准。彼の切々とした想いを後押しするよう流れたのがミッドバラードの『さなぎ恋』。悲しい恋心を綴った歌は、HeaRtという存在を失った人たちの想いにも重なって見えていた。それも、10年という歳月が起こした心の痛い疼き?!。光零れる感情を抱きしめながら、『ソフィア』が心地好くスキップしてゆく。途中、准と要が1本のマイクで歌う場面も。ブランクによる演奏面での拙さもあるとはいえ、無邪気に5人で演奏を楽しんでいる姿が、本当に眩しかった。
「暴れる準備はいいかー」。デスボイスも交え、准が『虹彩キャロルアンプ』を通し全力で煽れば、最後を飾った『エンドロール』を、HeaRtの5人は、沸き上がる想いをすべて解き放つように歌い演奏していた。「桜舞う頃にまた逢えますように」。その想いは、メンバーとファンたちとの次の約束をする指切りのようにも、このときは見えていた。
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「同窓会って、窓の字に心がついてるじゃない。HeaRtを中心に集まれるって、らしくていいなと思って。「同窓会」をやったら「二次会」にも行くよね、来年3月20日・HeaRt縁の地である池袋サイバーで「二次会」をやります。より深い心のやり取りが出来るようにまたいいライブにしたいんで、「二次会」来てくれますかー!!」(准)
                    
新たな発表を受け、最後に届けた『橙』など、終始、熱狂と満面の笑顔ではしゃぎ続けたこの日のライブ。今回、「二次会」が発表されたからこそ、「二次会」へ足を運びもっともっと騒がないと、この火照った気持ちは収まらない。むしろ、火のついた二次会ライブのほうがさらにヤバそうだ。
                    
この日のライブの中、HeaRtとして新たな公演も発表。2016年3月20日(日)池袋サイバーを舞台にした同窓会追加公演「二次会」。今回も、チケットは争奪戦になりそうだ。

                    
                                  TEXT:長澤智典
                    
                    
―セットリスト―
1.モンスター
2.サレコト
3.ゼリープール
4.調布
5.ムシクイキップ
6.さなぎ恋
7.プラネタリウム
8.ソフィア
9.ムキンヨクソウ
10.虹彩キャロルアンプ
11.babe
12.エンドロール

en1.さよなら観覧車
en2.ベイビーユニバース
en3.橙

同窓会追加公演「 二 次 会 」
出演_HeaRt
2016年3月20日 (日)池袋サイバー
OPEN 16:00
START 17:00
チケット代 前売3500円 当日4000円
チケット発売 1/17(日)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002148531P0030001

HeaRt Web
オフィシャルツイッターURL https://twitter.com/HeaRt_1206
オフィシャルツイッターアカウントID @HeaRt_1206
視聴サイト https://soundcloud.com/heart_official_1206