「お台場DECKS東京ビーチ 一丁目商店街をホームグラウンドに、日々「がんばる!」を合い言葉に活動中!お台場発信アイドル」のアマツヲトメ。活動を始めてまだ1年弱。でも、だいぶ波瀾万丈な活動を続けてきました。そんなアマツヲトメの魅力を、ここに紹介します。

お台場での定期公演はアットホームな感じがするから楽しくやらせていただいてます。

――アマツヲトメは、「お台場DECKS東京ビーチ 一丁目商店街をホームグラウンドに活動をしている」アイドルユニットなんですよね。
榛名ひかる お台場発信のアイドルとして活動をしています。今は、お台場DECKS東京ビーチを舞台に1ヶ月に1回定期公演を行なっています。それ以外は、いろんな場所でライブ活動をしています。
――お台場でのライブということで、他の場所とは違う感覚を覚えることもあるのでしょうか?
榛名ひかる 毎月ライブをやらせていただいていることもあって良い意味で自由に出来ると言うか、お台場はアットホームな感じがするから楽しくやってます。
――普段のライブ活動とは、気持ちのうえでも違いがあるんですね。
榛名ひかる はい。良い意味でリラックスして出来ているなと思います。それこそ、メンバー一人一人がソロとして好きな楽曲をカバーして歌わせていただいているように、楽しくやってます。
百瀬さや お台場公演だと、アイドル目当てじゃなくて、お台場DECKSへ遊びに来ている方々も観てくださるんですね。しかもみなさん、「あっ、こういうアイドルユニットもいるんだ」と温かい目で観ていただけるから、それも新鮮に楽しませてもらっています。
久我レイラ 他の会場でのライブになると、ソロ曲を歌う機会がほとんどないけど。お台場公演だとソロ曲も披露できるから、そこが嬉しいです。
榛名ひかる メンバーみんなアイドルが大好きだから、それぞれがソロでどんなアイドルさんの楽曲をカバーするのかも見どころだと思います。

結成から8ヶ月で怒濤な経験をしているグループもそんなにないと思います。

――オリジナル曲たちは、良い意味で正統派ですよね。
榛名ひかる 正統派なスタイルです。この間も新曲を発表したんですけど、どれも盛り上がれる曲になってて、歌っていて楽しいです。
――アマツヲトメが活動を始めてから、どれくらいの月日が経ちました?
榛名ひかる 2019年4月20日にデビューしたので、取材時点ではまだ8ヶ月と少しです。
――1年弱の経験とはいえ、この間にもいろんなドラマがあったんじゃないですか?
榛名ひかる そうなんです。アマツヲトメは最初5人でデビューしたんですけど、すでに4人辞めていて、オリジナルメンバーはわたしだけなんですよ。今の2人は、昨年12月からの候補生としての加入になります。
百瀬さや 12月8日に、ステージデビューしました。
榛名ひかる なので、8ヶ月活動をしたのはわたしだけですけど。じつは最近出した新曲って、アマツヲトメのこれまでのことを語った内容なんですね。辞めてく子が多かった中、その間の苦しい気持ちや、候補生が入ってきてこれから頑張ろうという想いなどをそこには書いています。この8ヶ月くらい、わたし自身の気持ちは、正直暗かったことのほうが多かったと思います。
――まさに、激動な日々だったんですね。
榛名ひかる そうなんです。結成してすぐに一人辞めれば、また一人辞めてと、2人になっての活動時期が一番長かったんですけど。その子も今年1月に辞めてしまって…。でも、この2人が入ってくれたことに、わたしはすごく助けられました。正直、活動を続けてゆく中できついことも多かったけど。それこそ、ファンの人たちがいてくれるから楽しくやってこれた気持ちも、正直あります。
――そんな大変な状況下でも、ひかるさんは続けてきたわけですね。これまでの期間中、辞めようと思ったことはありませんでした?
榛名ひかる 辞めようとは一度も思いませんでした。それは、ファンの人たちの支えがめちゃめちゃ大きかったからです。わたし、SHOWROOMをやっているんですけど。そういうところでも、それこそメンバーが辞めちゃったときって、みんな声をかけづらいじゃないですか。わたしに何処まで聞いていいのか、そもそも聞いてもいいことなのかなど、みんな心配しますよね。だから、わたしもそのたびにお話はしていたんですけど。そこで自分の挫けそうな想いをお話すると、「それでも応援するから」とみなさんわたしに声をかけてくださるんですよね。「そういう人たちのためにも頑張ろう」とわたしは思い続けてきましたし、今も思っています。
――その8ヶ月強の間でも、ひかるさんの中には、いろんな気持ちの変化があったわけだ。
榛名ひかる いろいろありました。だけどその経験が、わたし自身の気持ちも成長させてくださいました。メンバーが4人いなくなるなど、結成から8ヶ月でこういう怒濤な経験をしているグループもそんなにないと思います。でも2人の候補生もこうやって来てくれた。だから今は、2人がとても力になっています。

ファンの人たちを笑顔にさせたいし、アマツヲトメのリーダーを支えられるようにもなっていきたいです。

――2人は、これからアマツヲトメを盛り上げてゆく立場。活動をしていく中、日々楽しさも感じています?
百瀬さや 楽しさは感じています。じつは、わたしもレイラちゃんも、アマツヲトメが初めてのアイドル活動になります。
――アイドル活動を始めてみて、どんな印象を覚えています?
百瀬さや わたしはもともとアイドルさんが好きで、いろんなライブを観てきたんですけど。いざ自分がやるとなると、ダンスや歌を歌うことへ難しさを感じています。でも「練習して、どんどん上手くなりたい」という向上心もありますし、自分がいざステージに立ってみたら「こういう風にすればいいんだな」みたいなこともどんどん生まれてくるから楽しいです。
――実際にステージに上がると、想像していたのとはやはり違いますよね。
百瀬さや 違います。今でもまだぜんぜん緊張します。でも、楽しさも感じています。
――レイラさんは、アイドル活動を始めて、どんな風に変わりました?
久我レイラ わたしは、それまでただの高校生だったけど…アイドルって、女の子の憧れじゃないですか。今までは自分がアイドルのファンだったけど、今度は自分がファンの方を笑顔にさせる立場になったわけですよね。だからこそ、ファンの人たちを笑顔にさせたいし、アマツヲトメのリーダーを支えられるようにもなっていきたいです。
榛名ひかる 感動!!!その言葉、めちゃめちゃ嬉しいです!!!
――実際に舞台に上がってみて、気持ちの面にもいろんな変化は出ています?
久我レイラ わたしも、いまだにめちゃめちゃ緊張しています。だけど、歌って踊れることが楽しいです。
――レイラさんの生活にも、いろんな変化は生まれています?
久我レイラ わたし、学校で部活をやっています。今はライブで部活へ行けなくなったけど。ぜんぜんライブのほうが楽しいから、部活動は気にせずアイドル活動に頑張っています。

なんか一緒に活動をしていると「中学生みたいだな」って思う(笑)。

――ひかるさんから観た2人の印象も聴かせてください。
榛名ひかる 初めて会ったとき、百瀬は「あー、チャラいなぁ」というイメージだったんですね。だけど、いざ話してみると、話す内容もそうですし、頼りになるなと。久我ちゃんは、天然です。話がちょっと通じないんだよね。
百瀬さや 通じない。
榛名ひかる でも、「頑張ろうね」と声をかけたら「頑張りまーす」と返してくれるし。今も「リーダーを支えてられるように」と言ってくれたように、2人に助けてもらいながら一緒にもっと上へ行けたらなと思っています。
――天然と言われてますが、自覚は…。
久我レイラ ないです。
榛名ひかる 天然っていうか、話がホント通じないんです(笑)。
百瀬さや 話が出来ないです(笑)。言葉のキャッチボールが出来ない (笑)。
榛名ひかる 何を言い返してきたのか、わからないです(笑)。
――2人から見たリーダーのひかるさんは、どんな方ですか?
百瀬さや アマツヲトメに加入させてもらったときは、ハキハキとしゃべる人で「怖い人かな」と思っていたけど。いざ、3人体制で活動を始めたら「ここはこうやってやるんだよ」と歌やダンス、立ち位置などいろいろ詳しく教えてくれるから、とても頼りにしています。
久我レイラ 初めて会ったときは正直怖かったけど、今はすごい面白いし、優しいし、頼りになります。
――どの辺が頼りになりますか??
久我レイラ ……。
榛名ひかる おっと、出てこない…。
久我レイラ ……真面目さ。
――今は、3人のチームワークもばっちりだ。
榛名ひかる そうなんですけど。最初は「気を使ってるだろうな」とか、正直2人にすごく距離を感じたんですよ。わたし21歳になるんですけど、久我ちゃんとは5歳、百瀬とは4歳差があることから、最近は「わたし、若いから」と言ってくるなど(笑)、わたしのことをちょっといじってくるようにもなりました。だけど、わたしはそうやって言ってくれることが、お互いの距離を縮めてることだからこそすごく嬉しいんです。実際、それで活動もやりやすくなりました。
――2人とも年齢差を感じることは?
百瀬さや 仲良くというか、距離が縮まってきたとはいえ、自分よりも4歳年上なので、良い意味で「あっ、年上なんだな」と思うことはあります。
久我レイラ なんか一緒に活動をしていると「中学生みたいだな」って思う(笑)。
榛名ひかる ヤバッ!!
久我レイラ なんか、たまに同い年くらいに思うときがある。
榛名ひかる それだけ若いってことだ。
久我レイラ うん?、、、はい(笑)。

頑張ってる私たちを見て、僕も、わたしも頑張ろうと思ってもらえる、そういうグループになれたらいいな。

――アマツヲトメの魅力もぜひ教えてください。
榛名ひかる 私たちが最初に活動を始めたときの目標って、「わたしたちのことを見て、明日からお仕事を頑張ってみようとか、生きる活力になるアイドルグループになりたい」ということでした。それをスタッフさんに言われたとき、「やっぱそうだよね。私たちがいることによって、誰かが救われるアイドルになれたらいいよね」という話を当時のメンバーたちでしていました。それは、今でも思っていること。それこそ私たちは、ダンスも歌も大して上手くないし、大して可愛くもない。だけど、頑張ってる私たちを見て、僕も、わたしも頑張ろうと思ってもらえる、そういうグループになれたらいいなと思っています。
――ファンの人たちは、その想いを返してくれることもあるわけですよね。
榛名ひかる はい。それが嬉しいです。ファンの方々の声は、めちゃめちゃパワーになります。とくにわたしは本当につらかったときがたくさんありました。そのたびにファンの方が気にかけて声をかけてくれていたように、その存在は本当にありがたいなと感じています。
百瀬さや 自分も、来てくれるファンの方からの応援の言葉はもちろん嬉しいですし、支えにもなります。中には、お仕事であまりライブへ来れないファンの方たちもいるじゃないですか。そういう方々もtwitterやSHOWROOMでコメントしてくれることがすごく励みになります。ファンの方々の言葉はどんな形でも嬉しいですし、とても励みになります。
久我レイラ 自分たちを見て笑顔になってくれたり、違うアイドルさんのファンの方々も、アマツヲトメを見て気になってくれたりとかするのを見るたびに、わたしたちもすごく頑張ろうと思います。
――自分が笑顔を与える存在になれていることについては、どう思ってる?
久我レイラ なんか嬉しいです。
――今後の予定として伝えておきたいことがあったらお願いします。
榛名ひかる お台場DECKSビーチでの定期公演を観に来てもらいたいのと、今、アマツヲトメはアキバカルチャーズ劇場を舞台に行なわれている「カルチャーズ文化祭」に出させてもらっています。わたしたちは、オープニングアクトとして毎回出させていただいているんですけど。他にも、「カルチャーズ文化祭」のMCと影アナを担当すれば、わたしはカメラの撮影も行なうなどいろんな役割をいただいて活動もしています。なので、ぜひ会場でわたしたちを見つけてください。あと、候補生2人の新衣装も、この記事を目にする頃には出来上がり、3人とも衣装姿でライブを行なっている頃だと思います。
百瀬さや 衣装が着れるのは嬉しいです。
――これからもライブ活動を中心にしながらアマツヲトメは活動を続けていくんでしょうね。
榛名ひかる 大はい、そうやって大きく成長していきたいなと思っています。
――最後に、ひと言ずつメッセージをお願いします。
久我レイラ 昨日のステージよりは今日のステージをと、毎回もっと成長できるように日々頑張ります。
百瀬さや あまりアイドルに興味がなかった方や、今まで他のアイドルのファンだった方にも観ていただいて、みんなに「すごい」と言われたいです。ステージ上の歌やダンスだけじゃなくて、このグループがいいなと思ってもらえるように、これからも3人で歌やダンスの精度も上げつつ頑張っていきたいなと思います。
榛名ひかる 歌もダンスももっともっと上手くならなきゃいけないし、アイドルだけどアーティストでもあるからこそ、そこはしっかりしなきゃいけないこと。アマツヲトメはまだまだなところも多いけど、そこはみんなで一緒に成長していきたいです。もちろん、最初から応援してくれるファンの方が「アマツヲトメ大きくなって良かったね」「自分たちは、こんな小さい頃から応援してきたんだよ」と自慢してもらえるようなグループになりたいなとも思っています。

TEXT:長澤智典

アマツヲトメ Web
http://amatuwotome.com/
アマツヲトメ twitter
https://twitter.com/amawoto