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6月29日(水)新宿ReNYで行われるTokamiワンマンライブ「Unknown Sanctuary ~a place of your own~」を持って解散するTokami。彼らは「今の自分たちの証」を示そうと、ライブ会場&通販限定という形でミニアルバム『Black Discs』をリリースした。今のTokamiのメンバーらが抱えている想い。それを以下へ記そうか。

                        
6月29日の新宿ReNY公演を、僕が主役となる引退の日に冠して華々しく舞台を去ろうと思っていたら、5人とも、その日でTokamiとして舞台から去ってしまうという。おいおい、俺の見せ場は何処行った??状態じゃないですか(笑)。

――Tokamiの。解散は衝撃的な発表でした。何故、その答えに辿り着いたのか、その真相を聞かせてください。
kazuha 解散のきっかけは、1000さんが引退するとメンバーに告げたことからでした。Tokamiは1000さんが立ち上げたバンドであり、今や唯一のオリジナルメンバー。その1000さんが抜けた後もTokamiを続けるのはどうなのか??。残された4人で話しあったうえで解散という道を選びました。
1000 自分が引退の理由を先に語らせてください。
――ぜひ、お願いします。
1000 Tokamiは自分にとって大切なバンドであるのと同時に、普通の仕事もありまして。当初は、そのバランスを取りながら。ライブの日程組みに関しても、僕のペースに合わせてもらっていたところもありました。だけど、今の活況したインディーズシーンの中、より上を目指すのであれば、もっともっと攻めた活動をしなきゃいけない。そう考えたときに、自分のペースに合わせた活動を続けていては、そのチャンスを逃してしまう可能性を強く感じていました。それによってTokamiのチャンスを潰してしまうのなら、自分は潔く身を引き、残った4人に新たなメンバーを加える形を持って、より積極的に攻めて欲しかった。そこで「引退」を宣言したわけなんですが…。
――バンドは、「解散」という道を選んでしまったと…。
1000 そうなんです。
Agato オリジナルメンバーが一人もいないうえに、Tokami自体は11年続いてるバンドのように、残ったメンバーがその名前を継承してゆくのには重みを感じました。だから1000さんの引退をきっかけに、その名前を封印しようと。
その先のことはまだ何も決めてないですが、1000さん以外の4人は、これからもバンド活動を続けていく意志を持っているように、その後のことは改めて考えようと思っています。
1000 確かに自分は11年間(十神時代を含め)Tokamiを続けてきましたけど、KくんもAgatoくんも8年くらいTokamiをやっていれば、バンドってフロントマンに一番印象を強く持たれるように、本当ならTokamiの意志をこの4人には継承して欲しかったんですけど。でも、4人が「解散」という言葉を選んだのなら、それに反対するのではなく、自分は素直に受け入れました。
――バンドの未来図を考えて出した「引退」の結論が、まさかの展開になってしまったんですね。
1000 まさかのね。本当なら、6月29日の新宿ReNY公演を僕が主役となる引退の日に冠して華々しく舞台を去ろうと思っていたら、5人とも、その日でTokamiとして舞台から去ってしまうという。おいおい、俺の見せ場は何処行った??状態じゃないですか(笑)。
4人 (苦笑)
1000 こうなったら、引退撤回して一人でTokamiを続けてやろうか(笑)。新宿ReNYの日に、「衝撃の発表、1000引退撤回、4人は脱退、Tokamiは1000が継続!!」とか(笑)。
――引退の理由にも重なりますが、バンドと普通の仕事の2重生活を続けるのは大変なのでしょうか??
1000 それは、バンドとして目指す目標にもよると思います。Tokamiに関しては、4年前にStarwave Recordsへ所属して以降、一気に環境も変われば、上を目指してくうえで足りないものがわかってきて、それを補う必要性も感じ続けていたし、そのための時間も欲しかった。だからこその僕自身の決断ではあったことでした。
――バンドを大きくするためには、もっともっとバンド活動へ時間や労力を費やす必要性があると。
1000 そうです。でも、今回の結果にはなってしまいましたが(笑)。

     ミニアルバム『Black Discs』、そして「解散」についてのメンバーの想い。

――先日、 ミニアルバム『Black Discs』がライブ会場&通販限定で発売になりました。
1000 バンドの引退を決めたあたりから企画して、解散が決まって急遽制作した作品なので、さすがにフルボリュームな形までは難しかったんですけど。それでも、メンバーみんなの満足のいくミニアルバムを作れたなとは実感しています。ここに収録した曲たちは自分たちにとっても思い入れがあれば、ファンたちの間でも支持の高い歌たちばかり。しかもそれを、”今のTokamiの姿”でパッケージすることが出来た。それが嬉しかったことなんです。
Agato 今のTokamiのライブの中心軸になっている曲たちばかりだからね。しかも、ライブを続けながらアレンジしては進化させ続けてきた曲たちばかりだからこそ、それを最新のスタイルで詰め込めたのが良かったなと思ってる。
1000 しかも今回は、新宿ReNYで行った「Starwave fest」のときのライブ映像も完全パッケージ出来た。それも嬉しいことなんですよ。
――他のメンバーは、『Black Discs』や今回の解散を、どんな気持ちで受け止めているのでしょうか??
Reno 『Black Discs』には、昔から演奏し続けてきた楽曲たちも入っているように、以前から応援してくれてるファンたちや最近Tokamiのファンになった人たちまで、みんながお腹いっぱい楽しめる作品になったなと思っています。
解散に関しては、僕自身がTokamiに加入してから2年経ってない状態での結論なので、正直残念な気持ちもありますけど。でも、4人は音楽活動を辞める気はなければ、今回の結論も、5人それぞれに前向きに捉えた答え。お客さんたちも悲しむよりは、これからの5人の姿を応援し続けてもらえたらなと思っています。
K 『Black Discs』に関してですが、以前に発売した音源よりもさらに分厚い音になって甦ったなというのが一番の印象。中でも『The Under of Garden』は、以前にもベストアルバムへ再録したことがあったんですけど。それとは異なるアプローチで作り上げたように、とても満足しています。この作品、今後かなりレアーな音源集になりそうな予感をすでに感じていますからね。
解散についてですが、このメンバーの中、1000さんの次に古いメンバーが僕。もちろんTokamiにはいろんな強い思い入れがあると言いますか、自分が北海道から上京して以降、本格的に取り組んだバンドがTokamiだったように、僕自身もバンドに対する思い入れは強く持っています。でも、バンドの柱だった1000さんが居なくなったうえで、その柱を受け継ぐだけの責任をみんな背負えなかった。なので解散という結論を出したわけですが。僕自身、まだまだバンド活動は続けたいので、これからの動向にも注目してもらいたいなとは思っています。
kazuha 『Black Discs』は、過去と今が上手い具合にミックスしあえた作品。すべての楽曲が、以前とはちょっとアプローチを変えた形で収録になっているように、Tokamiの未来像が見えてくる作品集になりました…と言っても、もう未来はないんですけど。。。
解散という選択肢に関して、自分は納得と言いますか。やはり、この5人のTokamiに生きがいもやり甲斐も感じていたからこそ、その状態を保てないのであれば、解散という言葉も自分の中では納得のいくものでした。あとは、残された期間の中で燃焼しきるだけです。
Agato Tokamiに長く接してくれてる人ほど、『Black Discs』を聞くと「成長したね」と言ってもらえるクオリティーを持った作品集になったと思います。中には、アダルトでジャジーな楽曲もあったりなどいろんな要素を詰め込んでいるように、聴いてて楽しめると思います。
解散に関してですが、ここまで真面目に馬鹿をやれるバンドってTokamiくらいのように、個人的にはもったいなさも感じてはいますけど。でも、1000さんが核になってのTokamiのように、その核が抜けてしまうのなら解散という選択肢もあるべき答えなんだと受け止めています。

11年分の歩みを見せつけたいのは、もちろん。1000さんの引退も兼ねたライブのように、新宿ReNYに1000人集めてやる気持ちで向かいます。

――今は、6月29日(水)新宿ReNYで行われるTokamiワンマン「Unknown Sanctuary ~a place of your own~」の日へ向け突き進んでいます。
Agato 最後の日は決まっているように、そこへ向かって、今、出来ることをやっていくのみ。最後の最後まで、馬鹿なことをやって終えたいですからね。
――1000さんは、引退を兼ねています。最後の日は何かしら考えているのでしょうか??
1000 ウイッグを舞台前において、「普通のオジサンに戻ります」みたいな。。。もしくは、自分だけ引退を撤回して、4人を脱退にするとか。。。
Agato それやったら、twitter炎上するだろうなぁ(笑)。
――冗談はさておき、最後の新宿ReNY公演では、これまでのTokamiの歩みを描き出してゆく形にもなるのでしょうか??
1000 選曲がどうではなく、Tokamiとしての11年間の歴史の重みも抱いたうえで、今までの中で一番良いライブの形を作れたらそれでいいなと思っています。とくに奇をてらったことをやろうとは、今は考えてない。それよりも、メンバーがTokamiを通して培った経験値をすべてしっかり形にしていけるライブにすることが何よりも大切だと思ってる。
――この記事を目にする頃には、ライブ本数も限られている頃。Tokamiを観れる機会も少なくなっています。
Agato 残された本数すべを大事にしながら、より一層お客さんを楽しませられたらなと思っています。だからこそ、観てくれる人たちも同じ気持ちで、1本1本のライブを大切に心へ刻み込んで欲しい。
――6月29日(水)新宿ReNYで行われるTokamiワンマン「Unknown Sanctuary ~a place of your own~」へ向け、ひと言ずつお願いします。
Agato 僕らは限られたライブ1本1本を大切に、その1本1本を最高のライブにし続けていれば、新宿ReNYでも同じように最高のライブを届けようと思ってる。お互いにその気持ちがあるのなら、この日も最高のライブになると信じています。ぜひ、一緒に楽しみましょう。
kazuha メンバーらとお客さん、共に一体化した気持ちを持って、最後まで突き抜けていきたい。それと、悲しい顔でいてもしょうがないこと。最後も、みんなで笑って終わりに出来たらなと思っています。
K これまでTokamiとして500本を越すライブを演ってきました。でも、残されたのは僅かな本数。来てくれたら絶対に楽しいと思わせるし、来なかった人らにもどかしい想いを抱かせてやるように、最後まで一緒に駆け抜けましょう。
Reno Tokamiとして歩んできた11年。僕自身、Tokamiとしての経験は2年くらいとはいえ、その11年分の歩みを見せつけたいのは、もちろん。1000さんの引退も兼ねたライブのように、新宿ReNYに1000人集めてやる気持ちで向かいます。

みんなの青春の想い出として胸に刻むためにも、ぜひ目撃して欲しい。

――1000さんにとって、Tokamiは大きな存在だったんじゃないですか??
1000 11年の活動は自分の人生の中では大きな存在です。しかも、新宿ReNYのような大きな箱でライブを行う経験も、自分にとっては最後になること。僕自身はもちろん、長い活動の中でTokamiのライブを見た、みんなの青春の想い出として胸に刻むためにも、ぜひ目撃して欲しい。
kazuha Tokamiは、昨年12月にベストアルバム『Metamorpha』を発売しました。その盤は二枚組仕様になっています。その2枚目の盤を手に出来るのが、6月29日の新宿ReNYになります。もう一枚のDiscを手にしないと『Metamorpha』は完成しないように、ぜひ新宿ReNYに足を運び、ベスト盤『Metamorpha』を完成させてください。

TEXT:長澤智典

Tokami Web
http://tokami.heavy.jp/

★LIVE情報★

Starwave Records presents
Tokamiワンマン「Unknown Sanctuary ~a place of your own~」
2016年6月29日(水) 新宿ReNY
OPEN: 17:30 / START 18:00
前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000 ※Drink代別
出演:Tokami
Opening Guest:Misaruka
★CD情報★

Tokami ミニアルバム「Black Discs」ライブ会場&通販限定発売

解散を決めたTokami最後のリリースはCD/DVD二枚組!CDはTokami初期から生き残った人気曲を現メンバーで再録、ライブ収録。DVDは最新衣装でのMV、3月29日新宿ReNYでのライブ映像を完全収録!

『Black Discs』
型番:SWTKD-8
レーベル:Starwave Records
価格:4,000円(税込)
限定:完全限定100枚
仕様:トールケース、二枚組仕様
※CD-R/DVD-R作品です。
Disc1(CD) regret 収録曲:
01. merciless
02. Dictator
03. The Under of Garden
04. Cliff Edge (Live)
05. Crisis in the future (Live)

Disc2(DVD) agitation 収録曲
01. Anemone(MV)
02. Dictator(3月29日新宿ReNY)
03. Venom(3月29日新宿ReNY)
04. Luminescence(3月29日新宿ReNY)
05. Vendetta(3月29日新宿ReNY)

レーベルオンラインショップ:
http://dlonline.ocnk.net/

INFORMATION
CDに関する問い合わせ先 E-MAIL: info@starwaverecords.jp